データエンジニアを目指す人の中には、どのようなスキルが求められるかがわからない人もいるでしょう。
データエンジニアの仕事は、ビジネスに求められるデータを効率的に集めたり、適切な加工を施したりすることです。
ネットを活用したビジネスが浸透するにしたがって、データを利用する重要性が高まってきています。
データベースの設計や構築に携わるエンジニアの需要は、今後も伸びていくことが予想されるのです。
データエンジニアとして働くうえでは、RDBを始めとするデータベース製品に対する知識が不可欠でしょう。
市販されているものから無料で使えるものまで、多くのデータベース製品に対する知見を備えることも必要です。
また、データを格納するテーブル設計の際には、業務上で重要な項目を洗い出しを行います。
そのため、検索しやすい形での、データ格納の実現に向けた分析スキルも大切です。
データの加工や抽出を主とする仕事ですが、データエンジニアには相応のプログラミング技術も必要なスキルと言えます。
適切なテーブル設計を実現できても、ユーザーの要望を満たせないことも珍しくありません。
そこでプログラミングによって、抽出したデータを加工する必要が生じる可能性があるのです。
データエンジニアはデータベースを中心に設計業務を行いますが、円滑に業務を進めるためにシステム全体を見渡す能力が重要です。
そのほか、一定レベルのネットワークやOSに関する知見も求められます。